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不注意優勢型ADHDの私の性質。薬を飲むが副作用が続く

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この記事は20代の女性に書いていただきました。

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 私は去年の夏頃に、ADHDと診断を受けました。具体的には「不注意優勢型のADHD」であり、先天性のものだと言われました(不注意優勢型のADHDはADDと呼ばれています)。不注意優勢型は女性に多いようでして、多動は少なく、不注意が強く出るとのことです。そういった特性は幼少期から見られますが、私の子供時代もまさにそうでした。
※ADHDは不注意性、衝動性、多動性が特徴。それが強く出るかは人それぞれ。

 私は予定より3ヶ月ほど早く生まれてしまい、600gほどと···リカちゃん人形の大きさしかない超未熟児で生まれました。偶然、母が働いていた病院が未熟児に特化した設備が揃っていたので、何事もなくみるみるうちに大きく育つ事が出来ました。

 幼稚園時代は、かなり背が小さくマイペースな性格で、皆が普通にやっている後片付けや整理整頓や着脱や靴を履くなどほとんど出来ず、困った子でした。

 そんな私は小学校に上がった時、自分の障害の特性が目立ち、苦労を感じるようになりました。不注意優勢型なので授業に全く興味がなく集中出来ませんでした。先生の話を聞いてるようで聞いてない。上の空でボーッとしている。授業に集中出来ないので、ノートを書かない事はおろか、プリントも提出しない、受け取ったプリントも机の引き出しの中でぐちゃぐちゃ、お便りや大事なお手紙もぐしゃぐしゃになってしまい、紛失して先生から貰うを繰り返していました。また体育館に集まっての集会や大事なお話の場面では、仲の良い友達とお話しているか、ちょっかいを出したりして、よく先生に注意されていました。不注意性が全開状態です。

 不注意性があるからといって、何もしていないわけではなく、今朝見た夢のことやこれからやりたいこと、もしこうだったら良いのに···といった妄想で脳内がいっぱいでした。そのお陰か何かの企画やプロジェクトでアイディアを出し合う場面では、咄嗟に思いついた発言がよく採用されていました。良く言えばアイデアマン、悪く言えば妄想癖のある子。耳で聞く情報は頭に入りませんが、妄想やイメージをするのが得意な視覚優位な性質なのだと思います。発達障害の子にはよくあることです。

 そして、小学生時代は「衝動性」という点でも目立つようになってきました。お小遣いを貰うようになったのですが、すぐに好きなものに使ってしまい···友達やいとこと電車に乗って遊びに行く時も、帰りの運賃の事を考えず全て使ってしまい、借りることは日常茶飯事でした。さらにコミュニケーションでは、思ったことをすぐ口にしてしまうので、よく喧嘩になったりお友達を怒らせてしまう天才でした。なんで悪いのか分からず···でもお友達と遊べなくなるのは嫌だということは分かったので、どうして悪いのか分からないまま謝り、仲直りして遊んで···を繰り返す日々を送っていたのです。このように衝動性もあったのです。

症状は成人しても···

 成人し、短大を卒業した後、親元を離れて一人暮らしを始めることに。しかし、仕事をしては上手くいかず、すぐに解雇されてしまう状態を繰り返しました。どうしても、仕事でミスをしてしまうのです。自分のダメな行動に落ち込んでいました。今から思うと不注意優勢型ADHDの人にとっては鬼門である事務をしていたのがいけませんでした。

 そういう私の姿を見て、両親はようやく、ADHDなんじゃないか···と疑い始めました。たまたま、母親が本屋で発達障害の本を見つけ興味を持ち、購入し読んでみたところ、私とほぼ一致していることに非常に驚いたそうです。そして私は、両親に無理矢理実家へと引き戻されることになったのです。

 引き戻された私は、両親の説得を受け、診断を受けに行きました。結果、不注意優勢型ADHD(ADD)と診断をされました。こうして診断を受けた私は、通院を始め、就職サポート支援と連携し、障害者枠として働くようになりました。職場の人たちは私の特性をよく理解してくれている為、万全なフォローや支援の中で仕事ができ、とても安心して仕事を続けられています。

通院、そして薬を処方されるが..

 不注意優勢型の特性のせいで苦労していたので、医師に相談したところ、「コンサータ」を勧められたので飲んでみることになりました。飲み始めるも、副作用である吐き気、食欲不振、入眠障害、異常な喉の乾きが2ヶ月ほど続きました。すぐに慣れると言われましたが、中々慣れるどころか一行に変わらず。更には薬の副作用と同時に心身も疲弊していたのでしょうか、身体が思いくてダルくて動けなくなるという今までにない症状に見舞われ、2日間休む羽目になってしましました。

自分で乗り越える力を···

 一行に慣れる気配のないコンサータは苦痛でしか無く、今は医師と相談し、何も薬を飲まずにに自力でやってます。代わりとして、EPAとDHAが多く入っている魚油を飲んでいます。これらの成分は発達障害者に有効であるという論文があり、飲むようになったのですが、これだけでも十分に効果が得られるようになってます。また、私は熟睡できない性質があるので、寝る前にきなこ入りのホットミルクを飲むようにしてからは熟睡でき、体調も良くなりました。薬を飲まなくても健常者に近づけることが出来るのと実感出来、自信が着くようになり、心身共に回復しています。

 コンサータを飲んでいる人が多くいる中、私は薬を飲むことは否定します。副作用が辛いですし、慣れるまで我慢するということでストレスもかなり溜まり、心身共に疲れてしまうからです。私の場合は受けた病院がとても良かったので恵まれていますが、ほかの方はそういった医師に出会えずただ薬だけを勧められてしまい、肝心の相談や支援を受けられず心身共に疲弊し鬱になってしまうケースもあるようです。

 薬を飲むことが全て正しいということはありません。様々なリスクを背負うことを考えたら、薬を飲まずサプリメント療法を行いながら、様々な道具を使い、周りの人からの支援を受けながら、障害を乗り越えた方が身体も自分にとっても最良だと思います。

 これからも私は、薬に頼らず、サプリメントの力を借りながら、自分で工夫し、自分のやり方を見つけながら障害を乗り越えていくため、頑張っていきたいです。

[参考記事]
「ADD(注意欠陥障害)のお陰で才能が開花しました」

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