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特別支援教育支援員とは何?仕事内容や給料、応募方法まで

 

 特別支援教育支援員について文部科学省の資料では

「幼稚園、・小・中学校、高等学校において障害のある児童生徒に対し、食事、排泄、教室の移動補助等学校における日常生活動作の介助を行ったり、発達障害の児童生徒に対し学習活動上のサポートを行ったりする」

と記されています。

 特別支援教育支援員の仕事は要するに学校生活を送るうえで困難を抱えている子どもに対しサポートを行うことです。現在、学校現場では発達障害の可能性のある児童生徒の割合が6.5%というデータも出ており、その子どもたちへのサポートの必要性から特別支援教育支援員への需要も高まっています。

 そこで今回は特別支援教育支援員について具体的にどのような仕事なのか、給料はどれくらいなのかなどといったことを私の特別支援教育支援員としての実体験からお伝えしていきたいと思います。

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特別支援教育支援員の応募方法

 特別支援教育支援員になるには基本的には希望する自治体の教育委員会のホームページからの応募になります。教員免許等なるために必要な資格などは特にありません。しかし、実際には学校教育に関心のある人がなることが多いので教職課程を履修している大学生や教師を退職された方がなることが多いです。

 私の場合は大学時代に学校インターンシップに行かせていただいたご縁で特別支援教育支援員のお話をいただきました。

給料はどれくらいなの?

 各自治体によります。私が勤めている自治体では時間給で1000円です。勤務日数等は学校側と相談して決めることになります。私の場合は大学の授業との兼ね合いもあり、週2日で月3万~4万円ほどです。たくさん入れるようでしたら週5日で月16万円ほどの給料を得ることも可能になります。

研修はあるの?

 文部科学省の資料では

「特別支援教育支援員が、特別な支援が必要な児童生徒に、適切な対応ができるようにするためには、効果的な研修が必要であり、各自治体において独自に内容等を設定し実施することが肝要です。」

と記されています。

 文言としては必須とは書かれていませんが、研修を実施している自治体がほとんどだと思います。私の勤めている自治体では初年度の研修は必須で、2年目以降は自由となっています。

 内容としては特別支援教育支援員の仕事内容から学校教員との連携まで多岐にわたります。実際に受けてみて私は管理職や担任などとの連携の方法として連絡ノートを活用するという実践を学ぶことができたので非常に勉強になりました。

 連絡ノートとはその日に対応した子どもの様子、行った支援などを勤務終わりに書き記すノートで、時間のある時に関係職員が見ます。それにより効果のあった支援や子どもの様子が共有できるので、とても有効な情報共有の手段です。また、実際に発達障害の子どもへの対応の仕方などのケーススタディーになるので非常に勉強になります。

実際に仕事内容はどんな感じなの?

 基本的には支援を要する子どもに付いて学習支援、生活支援をします。私の場合はADHDの傾向がある子どもに付いて支援をさせていただきました。

 ADHD(attention deficit hyperactivity disorder)とは注意欠陥多動性障害という発達障害のことで、主に不注意、衝動性、多動性を特徴とする障害のことです。私が付いていた子どもは急な時間割変更など予定の変更があると一気にモチベーションを失う傾向がありました。その際は横に付いて子どもと一緒に学習に取り組んであげることで少しずつですが授業へのモチベーションを回復させていくことができました。

 また、自分が興味のあること以外は進んで取り組もうとしない傾向も見られたので、その子が嫌いな算数の時間には数図ブロックなど具体物を用いてアクティブに学習させるなども行いました。特に発達障害などの子どもと関わるので、どうすればやる気になるか、そしてどう支援すれば子どものためになるのかを考える機会が多くあり、非常に勉強になる仕事です。

 特別支援教育支援員は学校現場において立場上は教員ではなく授業をすることはないので、メインで子どもの指導に関わることはできません。しかし、学校の先生は忙しく、一人一人に時間をかけられないのが現状ですので、特別支援教育支援員という立場から子どもたちに関わることの意義は非常に大きいです。私は1年間付き続けた子どもから「先生ありがとう」の一言をもらったときには本当に特別支援教育支援員をやっていて良かったと思いました。特別支援教育支援員は本当にやりがいのある非常に素敵な仕事です。

[参考記事]
「学習障害(ディスレクシア)の子が見ている世界とは」

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