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障害者基礎年金2級を受けて就労継続支援B型事業所に通う日々

この記事は障害者基礎年金2級を持っている20代の男性に、就労継続支援B型事業所「こころの樹」の仕事として書いていただきました。

………….

 僕が発達障害のアスペルガー症候群との診断を受けたのは、幼稚園に通っていた頃でした。母は私の行動を見て、「この子は少し他の子と違う」と思って、専門家に診てもらったと言っていました。

 例えば4~5歳くらいの頃に太っている人に「太っているね」と発言をしてしまって怒られたことがあります。その他にも小学生の頃には食品事故を起こした乳製品メーカーの商品を親せきや友人の家に行って確認するといったこだわり行動がありました。

 人間関係に関しては、小さい頃、弟のおもちゃを勝手に使って壊しても一切謝らない、父や母が教えてくれたことが違っていれば罵倒するなどの言動がありました。また、空気が読めないせいか、親や周りの人達が忙しそうにしている中でも、平気でバンバン話しかけたりしていました。

 率直に言葉を発してしまう所、こだわりの行動、人間関係が作れないこと、どれもアスペルガー症候群の人に良く見られます。

 いまでこそ「私は発達障害のアスペルガー症候群である」と客観的に認識できますが、その頃は発達障害についての情報が少なく、脳の特性や適切な指導の方法のこともほとんど知られていなかった時代でした。僕の父も母もよく分からない中で、様々な事柄を模索しながら、接してくれていたようでしたが、それでも頻繁に私を怒っていました。親も私への接し方に悩んでいたのだと思います。注意や叱責をされたことで混乱して暴れ回ったこともあります。

 今は、親は私への対応の仕方を学んだことで叱咤することはないですし、私も主治医の先生をはじめとした支援者の方々による支援や指導を受け、普通の人の6割ぐらいは人間関係をはじめとして普通の生活が出来ているのではないかと思います。

 発達障害者は訓練によってコミュケーション能力をしっかり身に着けるしかないのですが、たくさんの時間がかかります。その成果もあって不用意な発言をすることで人間関係が悪くなることも減ったように思います。

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現在の生活環境と仕事について

 現在は、障害者基礎年金2級の受給を受けており障害者手帳も持っています。長野県安曇野市北穂高にある就労継続支援B型事業所「こころの樹」に通っています。

 就労継続支援の事業所にはB型とA型があり、発達障害や病気を抱えている方達が、それぞれの長所や特徴を生かしながら、就職を目指して働いています。

 B型は、日常生活のためのスキルが十分ではなく、生活に困難を抱えている人達が主に仕事や生活・コミュニケーションスキルの向上を目指してトレーニングしたり、仕事をしてお金を稼いだりしながら過ごしている場所です。

 そこでスキルが上達し、良い状態を長く維持できている人達はA型事業所へと移っていく場合もあります。

 こころの樹の場合、具体的な仕事内容は、ネット記事を書いて投稿したり、チラシのポスティングや空き缶の分別などの仕事をしてお金を稼ぎながら、生活・仕事の為に必要なスキルを磨いています。

 僕の場合、作業所のスタッフの人達に毎日話を聞いてもらいながら安定した生活・状態を保っています。

 通院は二週間に一度で、母にも一緒に通ってもらいながら主治医の先生にお薬を処方してもらっています。

 支援者の人達の力を借りながら、調子を崩した際に他害や迷惑行為に走ることなく自分を制御するための工夫・対策について試しています。

[参考記事]
「発達障害の人に対する就職支援にはどういう制度があるの?」

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